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PETボトルの水平リサイクル試験実施について

廃プラスチックによる環境への悪影響が問題となっています。

生協では学内で排出されるペットボトルを再びペットボトル原料としてリサイクルする「Bottol to Bottol=水平リサイクル」の試験実施を行います。

これまでも廃ペットボトルは一定程度リサイクルされていましたが、単にそのまま捨てられるペットボトルからのリサイクルには、様々な限界がありました。

カスケードリサイクル

商品ラベルやキャップを含めた廃ペットボトルには様々な不純物が混入することになり、様々な分別工程によるコストが発生していました。

そのため、使用済みペットボトルなどの廃プラスチックは従来、海外輸出によって途上国などでリサイクルされていましたが、2022年1月から改正バーゼル条約により廃プラスチックの輸出規制が行われ、国内での再処理が求められています。

Cフレーク(主に海外に輸出され加工される)

 

水平リサイクル

 

 

 

  

排出時に、キャップとラベルが除去されていれば、比較的簡単な洗浄や分別で純度の高いAフレークへの加工が可能で、そのままPETボトル原料として再利用出来ます。近年は飲料メーカー等でもラベルが簡単に除去できるよう製品改良されており、排出時のひと手間によって環境負荷が低減できるのです。

Aフレーク(ペットボトル原料となる)

 

まずは生協付近の2箇所に専用回収boxを設置します

 

G’caFe出口前

図書館棟 西側ロビー

 

多くの組合員の皆さんにこうした排出習慣が定着すれば、全学的な取り組みとして設置箇所の拡充に繋がると考えています。

回収されたBtoB品質のペットボトルは石狩市の工場で再処理され、ペットボトル原料としてメーカーに出荷されることで、道外への産廃輸送によるCO2負荷も削減出来ます。

持続可能社会の実現に向け、「捨てる前の一手間」にご協力をよろしくお願い致します。

 

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